【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
「なんで、門田さんと彩音がメアド交換してんだよ…」

「なんだよ、潤。ヤキモチかぁー・・・
 潤にもかわいいとこがあんのか。初めて知ったよ。」

「ええ・・・俺自身も初めて知りましたよ、俺にこんな感情があることに・・・」

「やけに素直じゃん。きもちわりぃーな」

「まあ。彩音のことだけはマジでいかないと、
 こいつどっか行っちまいそうで・・・心配なんですよ。」

「やれやれ・・・女ったらしだった潤はどこに行ったのかな?」

「そんな奴、この世から葬ってやりましたよ。」

「潤もあついねぇー・・・彩音ちゃん困ったことがあったらメールしてね。
 デートのお誘いでもいいけど…ね」

「彩音からデートの誘いはないですから!!」

『潤!!もう。』

「いいんだよ。彩音ちゃん。男ってのは独占欲つえーし、
 俺の女だって示したいんだよな。・・・その跡もねっ。」

私は何のことか分かんなかったけど、

潤も門田さんもニヤニヤ顔・・・


潤が私の耳元で・・・

「その服・・・首筋のキスマークが見えてる・・・」

もう・・・恥ずかしいじゃん。潤のバカ!!
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