初恋物語
いってきます
恋って…なんなんだろぅ?


何もかも知らない。
知りたい。外に出たい。

だから私ゎ決めたんだ!!
「お父さん、お母さん、ごめんなさい。
              いってきます。
なんだか寂しそうな、誰もいない家に向かってそう叫んだ。
「おるすばんする約束やぶってごめんなさい。」

こう、メモしてポストに入れた。
こんなことより、いないコトを、心配するのは分かってた。
ケド…あえてなにも触れないことにした。
心の中で
「探さないで。幸せになって戻ってきます。」
と、言って…テレパシーってものを信じてたのかもしれないなぁ。

もぅ覚えてない。もぅ昔のコト…


今は、幸せです。キミのおかげだよ…リョウ。



家を出てすぐ気付いた…ドコ行こう??

「そぉ言えば私、家から出たことないのに…友達って…いるわけないぢゃんッ!!!
 どぉしよ。」

「そこのキミッ♪暇そうだねぇ俺らと遊ばなーい???」
いかにもチャラそうな男だ…無視しよう。

無視したら腕をつかまれた。「ウザッ」
思わず声にでてしまった…「んだ!!てめぇ!!!」
・・・やば殴られる…。

「ん??」痛くない…。
「危ないコトしちゃだめぢゃんかぁしかも女の子にさぁーーッ男として最低だよッ!!」


そこにいたのは、目の前の奴等なんか見えなくなるくらい輝いて見える初めての
男の子、そして初恋。
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