eternal snow
#1
――今日もまたひとり。


ため息をつく気にもならない。

ぼんやりした気持ちで歩いていると、
2人組の、同じ髪型をした女の子が笑い声をあげながら私を追い越した。
後ろから見るとまるで区別がつかない。

次は1人、
その後ろからまた2人組のクローン。
次々と私の横をすりぬけていく。


どうも私は、歩くのが遅いみたいだ。


中学2年の夏休みが終わり、
また今日から…

私が存在しない日々が始まる。




< 1 / 33 >

この作品をシェア

pagetop