eternal snow
#3
「よっしゃ、ほな明日からおいで」


チラシの地図を頼りに
訪ねてみると、
そこには何の変哲もない
日本家屋があった。


出てきたのは、
これぞ、この家の主。
と言いたくなりそうな
ポロシャツにスラックスの
優しげなおじさんだった。


名前を言うなり、
大阪弁で歓迎されたのだ。



「これ、テキストやから。まぁぼちぼちやっていったらええで」



誰かに似てる。
そう、あの人…
あ、緒方拳にそっくり。



簡単すぎて、
拍子抜けしたけど…
塾とかって、こんな簡単に決まるもんかね?

まぁ、でも…
このおじさんは好きな感じだ。


< 7 / 33 >

この作品をシェア

pagetop