紅茶の時間 〜60キロのプリンセス〜
ドス恋!
「食べても食べても気持ちが落ち着かない。」

自分の部屋でこそこそとお菓子を貪る女の子がいた。名は、角田 菊子。

小学生の頃は、普通の体型だった菊子だが、中学生の時に失恋を経験してから、糸がプツンっと切れたように暴食し始め、高校一年の今では、60キロになる巨体となっていた。

そして、また菊子は高校に入ってすぐに恋をした。
同じクラスの男子だ。


菊子は、彼を思うたんびに食べるのが止まらなくなっていった。


< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop