‐彼と彼女の恋物語‐
「ひとりです」
「うん、最近の若い子って危ないから誘われても着いてっちゃだめだよ」
「……そうですか」
過保護な兄のように熱心に最近の若い子について語る彼はいったい何が言いたいのか。わかりかねる。
「寝る以外は?」
「……お風呂入って、明日の準備して」
「うん」
「寝ます」
「……朝早いからねコトは」
彼に聞かれたことによっていかに自分が簡素な生活を送っていたか知る。
「……(今度、服とか買おう)」