写真日和



急いで私は自分の部屋へと


2人の手をしっかり握りつれていった。




とぎれとぎれはっきり聞こえる会話は、


私たちの名前だった。




2階からでも響くその声を



ただ


ただ


聞こえなくなるのを待つだけだった。
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