100%のキセキ





水族館に来るのは二回目。


どこを見ても魚、魚、そしてカップル。


私たちもそう見えるのかな?


私は修太郎くんの手をギュッと握った。


相変わらずピュアな修太郎くんは顔を赤くする。


恋人に見られないの、イヤだもん。


「あ、イルカ見たい!」


そう言って手を引っ張る。


でも修太郎くんの方が張り切ってたのか、私より先に走って行った。





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