F組探究部





風「っ!!今の声…」
折「まさか…、」




もう一度耳をすます。
やはり聞こえる声が…、




?「だぁっ俺はケンカしに来たんじゃねえっ!!」
「「やっぱり…」」




近づいてくる足音。
部屋の前に止まると乱暴に襖が開かれた。
そこにいたのは……、




「「キッシー先生!!」」
岸「キッシー呼ぶなっ!!」




そこにいたのは探究部の顧問キッシーこと岸太だった。
彼は荒い息を繰り返し探究部全員を見つけるとため息をついた。


しかし岸太はいつも来ているパーカーを着ていなかった。
ワイシャツの岸太のわき腹から血が滲んでいた。
それを見て一瞬で笑顔が無くなる探究部。




鈴「せっせんせ血が出てるよっ!!」
草「大丈夫ですかっ!?」
優「痛くないかっ!?」




そして一斉に慌てる。
皆自分で何言ってるかわからなくなっている。




優「$¥¢%#←※〒!!!」
千「優木落ち着けっ!!」
森「そ、そそそっそうだぞゆ、ゆゆ優木っ!!」
草「いや、森谷も落ち着け」
浅「どど、どどどうしようっ!!」
藤「よしわかった。まずは落ち着け浅井っ」




そして騒ぎだす。
もうテンションが意味解らなくなる。




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