告白タイム


…もしかして。



「…ゆうちゃん」


「………ああ」



ゆうちゃんのシャツの裾をそっと掴む私に、ゆうちゃんはチラリと私を見る。



もしかして、どこかで…。



そこまで考えた時、また新の声が流れた。



「お二人さん、そういうラブい事はよそでやってくれない?見苦しいから」



私の推測を見事確信へと導いてくれた新に、私はすぐさま教室中を見渡す。



そして、見つけた。



教室の天井の角に、監視カメラが取り付けられているのを―…。



「…最低」



「おっと、つけたのは俺じゃねぇぜ?親父が勝手につけたんだからな、犯罪防止に」



犯罪防止とはいえ、こんな事に使っていいワケ?



「…三代。お前、どういうつもりだ」


低い声を出すゆうちゃんに、私は怒ってるんだと感じ取った。


ゆうちゃんが怖い声を出す時は、怒っている時だけ。




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