告白タイム
未定
次の日の朝。
ドサッ。
教室に入って、私がまずしたことは鞄を落とす事だった。
あ…ありえない…。
「新くーん!!!」
「キャアアアアッ」
女の子達に囲まれた新の姿。
「…だから、呼び捨てすんな」
昨日と同じく面倒くさそうな新は、なんと…。
「……ちょっと」
「んあ?」
鞄を持ち直して、ズカズカと女子軍団をかい潜って新の前に出る。
…なんで、
「隣の席に座ってるワケ!?」
「なんでって、俺の席だし」
こんなことってアリ!?
確かに、私の隣の席は空席だった。だから、誰もいないのかなって…。
まさか新の席だったなんて…。
「…先生に抗議しよう」
こんなヤツの隣なんて嫌だ!!