ミルキーはあなたの味<短編>
こうして私達の甲子園は終わりを告げた。


甘い甘いミルキーの味と共に。


先輩は相変わらず野球をして、大学進学の為受験勉強に勤しんでいる。


私は、先輩の為にお弁当を作る日々が続いている。


いつも一緒にお昼ご飯を食べる時だけが唯一のデートみたいな感じ。


そして、いつもお弁当と一緒に持ってくものがある。



それは、たった一粒のミルキー。食後に一緒に食べるんだ。


一粒だから意味があるの。



あなたの味、ミルキー、一生忘れられない味だから。







                   -完ー

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