スターと私の恋♥②
私はため息をついた。


「仕事だもん、頑張って?」


私は精いっぱいの笑顔を見せた。


「・・・ありがと」


透哉が私を抱きしめた。


「連ドラなんだから、体、

壊さないように、気を付けてね?」


「うん」


私って、なんて

心の大きい彼女なんでしょう。

そう自分に言い聞かせた。

そうじゃないと、やってらんない。

芸能人の彼女なんて・・・
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