双子✝ラビット
「さぁて!!!じゃあ俺から作戦を説明しよう!!!」
(。ゝ∀・)1 : 空君に恋愛話を持ちかける。
(。ゝ∀・)2 : スキな人いないのか聞く。
・・・らしい。
それなら、私にもできる気がするんだけど・・・。
まぁ協力してくれるっていうし、試してみるか。

―放課後
なっくんがベンチのある愛羅武公園(怖いな)で
話すといっていたので、作戦通り盗み聞きしにいく。
「なんかワクワクしてきた!!」
「そ・・・そうかな。」
未来一人でwktk。
私 ('∀`) 笑うしかない。

―10分後
空が公園へやってきた。
「なんだよ、話って。」
「あーごめんごめん。最近この公園であんま話してなかっただろ?だからさ、久々にここで話そうぜ。」
最近・・・?私、この公園初めて知ったんだけど・・・なっくん達は知ってたのかな。
「あーうん。この公園あんまり来たくないんだけど・・・。」
「まぁまぁ、そういわずにさ。座れって。」
「うん。」
ストンとベンチに座る空。
なんでこの公園に来たくないのかな。
嫌な思い出でもあるとか?

「そんでさー最近、空は恋愛どおよ。」
「は?そんなん遊ぶだけだし。」
遊ぶだけって・・・。
あいつどんだけ遊んでんだろ。
「じゃなくて、本気でスキな奴とかさ。」
そうそう!その質問が私の聞きたいこと。
「いない・・・かな。」
かな?
「かなってなんだよ!!!はっきりしろや!」
そーだぞ!はっきりしろぉ!
「うーんと・・・い・・いる。でもその人モテるし自信ないから。」
・・・いるんだ。
かなり真剣じゃんか。
私には叶わない。兄弟の間。
隣に未来がいるにも関わらず、声が空に聞こえないように
泣いた。
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