意地悪な彼氏

入学式





“ガラッ”という音とともに若い女の人とかっこいい男の人が入ってきた。多分、先生だろう。



「はーい。って、うわ。誰も席についてねえ…じゃなくて、自己紹介とかは入学式とか終わってからだー。荷物は教室において廊下並べー。」


私たちは、指令通り廊下に並んだ。男女一列ずつの出席番号順に並ぶと、後ろの女の子と目が合いニコッと微笑まれた。



櫻木と友枝なので、間に3人ぐらい人がいて結衣とは喋ることができない。それに、結衣は気さくな性格だからもう自分の前の子と談笑している。


「ねえ、友枝胡桃ちゃんだよね?私、直木莉桜(なおきりお)!良かったら友達になろ?」



そう、微笑みかけてきた直木さんはショートボブが似合う、美人なスポーツマンって感じだ。



気さくな彼女の笑顔に私もつられて笑顔になった。



「うん!ありがと!」



「私のことは莉桜って呼んで!」



「わかった、莉桜ね!私も胡桃で良いよ♪」



やったぁ、さっそく友達ゲット☆いっぱい友達作ろーっと。





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