つよがり姫に振り回されて
梨沙は俺のこと頼りにしてたんだ。その割にはあんまりそんな風に見えないけど(笑)

「…なっ何を笑っている?」

「えっ?」

俺は無意識に笑っていたようだ。

「とっとにかく、謝ったからな。もう謝らないからな」

「へーへー」

梨沙は作業に戻った。
< 86 / 332 >

この作品をシェア

pagetop