男恐怖症克服ドキドキ大作戦!?
という内容だった。
桜崎くんのアドは持ってない・・。
まさか、桜崎くんにアドを自分で聞け!っていう考えだったりして。
なんとなく想像がついたあたしは、仕方なく返信をした。

Dear 知穂
わざわざ、メールどーも!!
体調は落ち着いたよ!ありがとう!!
桜崎君のアドは持ってない・・・。
てか、大作戦ってやり過ぎてない・・・?
あたし、やだよ~・・・。

From 果穂
と返信をした。
その後、結局あたしの想像通りの内容のメールがきた。

あした、実行するという・・・。
あ~・・マジどうしたらいいの~!!

そして、次の日。
「おっはよ~!!」
笑顔のノリノリ知穂さんがやって来た。
「おはよ~・・・。」
「元気ないな~!!約束通り、実行するからね~!!
今回のこの内容だけしか、あたしは支えないよ~!
あとは、桜崎君に任せたんだから!で、あたしはその結果を聞くだけ~!!」
「え~・・・。マジで言ってるの?本気?!」
「うん、本気!!まあ、頑張って克服しよ!!」
マジなんだ・・・。頑張れるのかな?!
すっごく、心配なんですけど・・。
実行する時間は放課後らしい。
あたしが、上目遣いで聞くとか・・・なんとか・・。
知穂が言うには、男は上目遣いをすることによって、落ちるんだと。
桜崎君って結構S系の男子だから、簡単に落ちるのかな??
たいしてあたし、上目遣いとかしたことないし、可愛くないのに・・・。
なんでこうなるの~・・・!!

時間は淡々と過ぎ、もうすぐ放課後。
「もうすぐだ!!緊張するな!果穂。教えて?の一言だからがんばんなよ!
あたしも応援してるから。」
と励ましをくれる知穂。
でもね~知穂・・・あたしにとっては長く感じる言葉なんだよ・・。
あ~・・やだよ・・・。

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ん♫

きた~!!放課後・・。
「さっ!放課後だよ!頑張って行ってこい!果穂!!」
と言い、あたしの肩を押し出す知穂。
携帯を握りしめ、桜崎くんのもとへ。
噂によると、桜崎くんは女子にあんまりアドを教えない男子らしい。
ほんとに、教えてくれんのかな・・・
あたしは思い切って口を開いた。
「あ・・あの!!」
「?」
「えっと・・その・・桜崎君のアド・・教えてくれ・・ない?」
よっしゃ!!えらいぞ!自分!
「あ~・・別にいいけど。」
やった~!!
「ほ・・ホントに・・・?」
「なんで?」
「い・・いや、桜崎くんはあんまり女子にアド教えない人だって聞いたから。」
「あ~・・それはその女による。」
こんな話をしながら、赤外線を向き合わせて送信しあった。
よ~し!!ゲット!!
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