雨上がり
両親が離婚して辛くても、勉強は、止めなかった


寝る時間も、だんだん減っていっていた


無理をしすぎたのかな?

色々なことがあったからかもしれない


「篠山さん?」





今日は、なんだか気分が悪いな~


なんて考えてる時に先生に当てられて…


「はっ、はい!」


どっ、どこ?

今、どこやってるの?

授業聞いてなかったからわかんない…


『すみません、聞いてませんでした』


そう素直に謝ろうとしたとき、




目の前が真っ暗になった…


えっ!?何これ…






バタン






「キャー!」



女子の悲鳴が聞こえる


「さっ、篠山!」


先生がわたくしを呼ぶ声も…



でも、何も見えない…


何、これ…?



そう思った途端に何も考えられなくなった…








































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