黒水晶
エーテルは、仕方なくフェルトから缶飲料を受け取った。
「もし私に何かあったら、我が国の兵士と共にイサはあなたを追い、相応の処罰を与えますからね」
「了解しました」
彼女の言葉を本当に理解しているのだろうか、フェルトは爽やかな笑顔で返す。
エーテルは目を座らせ、彼に尋ねた。
「あなた、さっき言ってましたよね。
昨日、イサとマイが話していたって。
いつも私達の行動を監視してるんですか?」
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