あなたを好きになれたから 
俺の気持ちを知っていた、圭斗と結華からは
『早く告白しろよー』
なんて言われていた。


でも
今の関係性を壊したくなかったから、
俺は告白しなかったんだ。

そんなある日
風邪を引いて学校を休んだ俺に
雅は、プリントを届けにきてくれて…


兄貴と出会ったんだ。


大学が休講になったとかで、早めに家に帰ってきてた兄貴。


弟の俺からみても、
いい男。
優しくて、強くて、頭もいい。


親父の会社は、俺が継ぐ!って言って
機械工学を学んでいた。

俺の自慢で、憧れの兄貴。

そんな2人が
出会って、恋に落ちるまでには
時間は、かからなかった。
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