あなたを好きになれたから 
「さ、行きますか!2人共、料理があまりにも美味しそうだからって、ヨダレ垂らすなよ!」


笑いながら
松沼先輩が言う。


「ひどーい!いくら美味しい物に目がないからって、私たちも大人で、社会人の一員なんです!!」


「あはは!悪い悪い!そんなに抗議するなよ~」


全然悪いなんて
思ってなさそうな態度。

会社の前に停車していた タクシーに乗り込んで 予約したお店に急いだ。
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