黒の女


「だって、私たちのこと守ってくれたじゃない!
あの時、あんなに強い人たちに一人で立ち向かっていったじゃない!」


まっずぐな目で見つめてくる侑李の目を、見ることが出来なかった


私はそんなにいい人じゃないんだよ


「お前らを守ったわけじゃない。あいつらは私と喧嘩するために来たんだ。
だから闘った。売られた喧嘩は買う。ただそれだけ」


「そんな…」


「待てよ」



< 131 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop