恋日和

☆告白☆

振り向いた葉さんと、目があった。


「綾は葉書の言葉を信じてずっと待ってた。俺は単なる幼なじみだよ」

「葉さんの気持ちは??」


長い沈黙。

それが答えみたいなものじゃないか、と分かっても、私は葉さんの言葉を待った。

このままじゃ、終れないままだから。
< 40 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop