愛人
幸せにするから
夜あなたからの電話が鳴った。

私はドキドキをおさえるように電話に出た。

いつもより落ち着きのないあなたの声。

『今日さ、デート誘ってくれて凄く嬉しかった。俺帰る時おかしかっただろ?』

私はまたわからないふりをし、『そうなの?わからなかった。』

あなたは優しく話し出した。

『今日俺が話したかったのは、ここなん日か一緒に遊んで凄く楽しかった。一緒におったら、幸せになるかもって思った・・・俺川崎大師行った帰りに、付き合い?ってふざけて言ったけど、あれ本気だから・・・。』

私は嬉しかった。でもすぐに声に出せなかった。

あなたが私に優しく言ってくれたよね。

『幸せにするから。一緒に幸せになろう。』

涙が出た。人と付き合うことで泣いたのははじめてだった。

『うん、付き合う。』

あなたが私に幸せへの道を与えてくれた。
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