りぼん結び。


「…そっか。若菜も、もう大人だものね?」


お母さんは少し寂しそうに笑ってから、ゆっくりと話し出した。


「あのね…若菜があの時の事故で助かったのは、ある人が若菜を庇って犠牲になったからなの。」


誰かが私のために犠牲になった……?


そんなの――知らなかった。
< 161 / 194 >

この作品をシェア

pagetop