暴走族が愛した小さな姫



あれから一年。




直斗たちは黒龍を引退して
みんなそれぞれの道を歩んだ。



そして、今日。


今日は鮎華の命日…




隼人、悠真、直斗、來、裕、海斗、新


が集まって、鮎華のお墓に行った





みんな墓の前で手を合わせた。




隼「(元気か?おれはちゃんと笑ってるぞ)」


悠「(鮎華、元気?おれは元気だぞ)」


裕「(鮎ちゃん元気?ぼくは元気だよ)」


新「(元気でやってるか?)」


海「(元気?おれは元気だよ)」


來「(元気か?おれはいつも元気だぜ!)」


直「(鮎華、元気か?おれはいま幸せだぞ。
  お前との約束守った。これでいいんだよな?)」





それぞれあいさつをするとヒューッと風が吹いた。

なんだか鮎華が話しかけてくれた気がした…































     -END-
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