社長の溺愛・番外編



「力抜いて…声出して」


「んんっ…だめぇっ…やぁ…」


意識を飛ばしそうになると慎はそれを許してくれなくて強い刺激を与えては甘く攻める



時間はそんなに経ってないのに彼女は初めての快楽に溺れていた


その姿に満足そうに微笑むとさらに腰を沈めてとことん追い詰める


その日、彼女は予告通り丸1日ベッドに縛り付けられ啼き続けた



寝させてなんてもらうことだってできずに、大好きな慎にすがり付いた



―――――――……


―――…


翌日、ぐったりとベットに身体を沈める翼を満足感たっぷりな表情で抱き締める慎


シーツは淫らに脇に落とされて枕でさえ行為の痕を残すようにカーペットの上に落ちている


「翼、気持ちよかった?」


意地悪に聞いた言葉に声が掠れて出せない彼女は素直にコクりと頷く


そして可愛らしい身体を慎に抱き寄せられながら考える


(どうして身体が動かないんだろう……?)



そんな愛しい仔猫を見つめ、今日はずっと動けないだろうななんてわかりきったことで幸せを覚える慎だった―――……




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