[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
夕方までに家の事を済ませて・・・

時計を見ると出かける時間。


今日の服は貴俊さんがかわいいと言ってくれた服。

それにあうように、アクセサリーを選ぶ。

もちろん、パーティーの時の様なものではなく、いつも身につけているような感じのもの・・・

貴俊さんは目が飛び出るくらいの高級品よりも私が安価なものを喜ぶのを知ってくれたみたいで・・・

社長室から出る機会がある時は、どこかしらで、何かを買ってきてくれる。


今、首についているのは、四つばのクローバー。葉の部分はエメラルドとプラチナでできている。

これでも、かなり高価なものだと思うけど、彼にとっては安価過ぎるものなのだろう。

一緒にお買い物に行った時に、私が手を伸ばしたものだった。


そのネックレスを付け・・・お出かけ準備完了。


「笠井様、タクシーが到着しました・・・」


フロントからの連絡で私は降りて行った。


本当は電車で行こうとしたのだけど、タクシーで行けとのご命令。

こう言うことは従うようにしているの・・・


なんだか、久しぶりなので、ちょっと緊張しちゃうな
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