忘れたくない恋【完】

達哉side...



俺は今日、連れとゲーセンに来ていた。



「俺ちょっとトイレ行ってくるわ!」


俺は連れに一言告げ、トイレで
髪の毛のセット直しに行った帰りに、
女達が一人の女の子を囲んでいる
現場を目撃した。


いかにも危ない雰囲気だった。





………………んっ?




満月やんけー!!!!







なんで満月が囲まれてるんや?

いや!まず助けに行こっ!




俺は満月が危ないと察知し
ダッシュで走り出した。

今にも殴られそうな満月。
間に合ってくれ!!




そう思った途端、
俺を颯爽と通り越し、物凄い
スピードで俺の隣を横切った奴がいた。









< 139 / 160 >

この作品をシェア

pagetop