忘れたくない恋【完】
今日は友達の有美(ゆみ)の家に
お泊まりだったけれど、
あたしの一言でこの場所
に来ることになった。
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満月
「あーっ、何これ可愛い!」
あたしはキラキラした目で
有美の部屋のガラス窓に貼って
あったプニュプニュした星を
触りながら見ていた。
有美
「満月は本当に星が好きだね。」
満月
「だって和むよ~。」
“まあ綺麗だね~!”
そう良いながらテレビを見ながら
お菓子を食べていた有美。