SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
「…何すんだよ!?」


「俺の親父とあんたが親子かどうか…DNA鑑定しようと思って」


「はい?」


「あんたが本当に親父の息子なら…俺…会社継がなくて良くなるし…俺さ社長になるよりも…俳優になりたいんだ」



「・・・」



もしそれが事実なら、俺と留奈さんは…異母弟と異母姉ってコトになるじゃねぇか・・・



「他人の空似には思えないほど、親父と似てる…」



維月君は俺の毛髪を台本に挟み込んで、ペットボトルの水をガブ飲み。



「あんただってそう思わなかった?」


「俺は別に…」


今更…自分の父親のコトなんて・・・















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