SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
藤ヶ谷社長は珠希の入院してる病院まで送ってくれた。



俺は急いで病院の受付で、珠希いる場所を聞き出す。



「珠希!!?」



珠希は3階の4人部屋に入院していた。



「郁弥…」



「ゴメン…珠希…」



珠希は身体を起こして、雑誌を見ていた。



「私は絶対に別れないから…」



身勝手な俺の行動を責めない珠希。



「俺…虐待されて育った子供から…その連鎖が怖くて…子供の話はずっと避けていた」



俺は丸椅子に座って、珠希に包み隠さず自分のキモチを語った。



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