SWEET&BITTER LOVE~シークレット・シェアリング《続編》~
「こんにちは…社長と11時からアポを取っていた…桐生写真事務所から来ました…桐生です」



烈さんが店に入って、近くに居た店員に声を掛けた。



「桐生様ですか・・・少々お待ちください」
店員は社長の元へと急ぐ。


私は近くの棚に置かれた売り物の小物を見つめる。



「可愛いー」
思わず、声を漏らす。



「女性ってこう言う小物、スキだよなー」


「スキですよー。でも、郁弥の方がもっとスキですよ」




ヒマさえあれば、インテリアの小物を買いに行く郁弥。








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