貴方は私の―――



そして、


「じゃあ……明日と明後日。

学校休んでよ」


全てが罠だったと、


「…………はぃい?」


気付かされるハメになった。


「なんでも言う事聞くんでしょ?ねぇ―――…梨乃」


駿は妖しく笑い、私の首筋に息を吹き掛ける。



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