月と太陽の恋模様


「ん?」




「…職員室で寝てて下さい。私のためにわざわざ先生は早起きしてるんでしょ?」




私は自転車で登校できる距離だが、先生は電車だ。家が遠いのに…何だか申し訳ない。




「30分くらい平気だ。つーかいつもこの時間に学校来てるしな。
それに俺は優みたいに頑張る生徒、好きだ。」




ジーン…


先生良い人……


何を考えているか分からない月野先生とは大違いだ。
< 117 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop