月と太陽の恋模様


「ゼェハァ…ゼェハァ…」




私は今、自転車で必死に坂を上っている。


私の高校は坂の上にある。自転車だと結構キツい。


通学時間は自転車で往復40分。……時間は恵まれている。場所が恵まれてないだけで。




「ハァハァ……月野先生いますか?」




到着し、職員室へ息を整えないまま急いで駆けつける。


この後の舞との約束に遅れるわけにはいかない。
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