月と太陽の恋模様


「くっそー裏の顔なんてバレちまえ。」




「私はその辺抜かりありませんから。早く部活に行って下さい。」




「ちっ……部活の時間は俺のもんだからな。」




「はいはい。」




ブツブツ言いながらも漸く陽崎先生が去ってくれた。


残るは月野先生だけ。


陽崎先生の姿が見えなくなると1人であるはずの先生が呟いた。
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