月と太陽の恋模様


「そこまでしなくても…」




「せっかく舞が楽しみにしてくれてるんだから…行ってくる。私も行きたいし。」




陽崎先生の場合、きっと勝手な私情だし。


本当は電話するだけだし。




「ありがとう!優!」




私は舞を残して曲がり角で曲がり、早速電話をかけた。




プルル…




『はい。』




2コールで出た。


相手は陽崎先生ではない。
< 291 / 670 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop