Line ~何時ものセリフで~
驚きのあまり固まる私の左手薬指に、
今の雅人の極上の笑顔のようなキラキラと輝くダイヤをはめながら言った



それは何時ものセリフ…
ではなく


私が本当に欲しかったセリフ




「結、俺と結婚しよう
妻になってください。」



軽いけど自分の言った言葉には
責任を持つ人…




私も笑顔と共に雅人に飛び付きながら
言ったセリフは言うまでもなく





「はい!」









~ fin~
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