恋の始まりっていつですか?

音羽の異変2



なんか様子が違う音羽。
どーしたんやろ?

「はぁー。仕方ないなー。もう今から行っても遅刻やし、今日だけやで?」

なんか知らんけど、いつもと違う音羽に不安になって、ギュッと抱きついた。

「ん......。ゴメ.......」

不安そうにボソッと呟く音羽。
あんた、今日はホンマにどーしたん?

しばらくたってスースーという吐息が聞こえてきたので自分も寝ることにした。
どーせこの拘束がとれるわけでもないし。

なぜか寝ているくせに私を離そうとしてくれない音羽。
もはや、抱き枕状態の私は抵抗をあきらめた。

―音羽side―

「ん......。今何時や?」

なんかものすごく寝ていた気がする。
そう思い、携帯を探そうとあたりを探ってみる。

フニ

?なんか、やらかいもんが?

フニフニ

「なんや?これ?」

フニフニフニ

不思議に思い、シーツをめくってみた。
すると.....。

「ん.....。おと.....わ.....」

「うぉあ?!!!???」

なんと、柔らかいものの正体は小夜の胸だった。

い、意外とデカイんやな.....。

フニフニフニフニ

「ん.....やぁ.....あ...」

?!!!??????!!!!!
や、ヤバイ!!!!!
お、怒られる?!

「ん、んー.....むにゃむにゃ」

まだ、オネムだったみたいです。

「た、助かった...」
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