蝶響
そこに、さっきまでの様子を、口を出さずにずっと見ていたハルちゃんが、ズカズカと伴田 亮汰のもとへ歩き出した
目の前まで行くと、伴田 亮汰の髪の毛を鷲掴みし、思いっきり引っ張った
「俺等に謝ってどうすんだよ!!あぁ??っアイツに謝んなくちゃ意味ねぇんだよ…」
「っわかってます…だから、だからこそお願いしたいんです!!俺等も、一緒に連れてってください!!!」
「無理に決まってんだろ!!戦えねぇんじゃ俺等の足引っ張るだけだ」