甘い無口な彼氏




ある日の休み時間。
私は、トイレに入っていた。


流そうとした時…ー



「ぎゃはは!馬路うける」

「でしょー!?」



「(うわ……)」


と、必然的に思ってしまう。

あたしの苦手なギャル軍団が、トイレに入ってきたからだ。

しかも、トイレには入らず、髪を整えたりメイクを直したりしている。(っぽい)



「(出てくまで待つかぁ…)」



そう思い、流すのをやめふたを閉めてある便器に座った。



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