月虹 Just the way you are
そしてふらついた男はあたしの右側へとふらついた
さっき確認しておいたため、そこも無人
通行人に被害が及ぶことはなかった
さすがに喧嘩しているすぐ横を歩いていくような人はいなかったから、避けることができたのだけど
それを確認したあたしは、今度は強く地面を蹴った
「くそっ、逃げるぞっ」
「追いかけろ」
そんな男たちの声を聞きながら、あたしは更に足を速めた