俺様無口な王子様ッ
わかってるんだけど…。

納得できないの…。




「じゃあ、先輩は?」

「同い年がいいのっ」


先輩とか、気をつかわなきゃだし…。

後輩なら、あたしに敬語でしょ?



なんかなぁ……。



うーん。と考え込むマドカ。


「…あっ!」

「……Σ!?」


いきなりマドカが椅子から立ち上がった。



「な、何?どしたの??」


び、びっくりするじゃないか!!


「思い出したのよっ!」

と、言いながら窓を指差す。






…えーっとぉ。


「…あたしに、飛び込め。と?」




ここ、四階だよ?

ヒドくない??マドカさん。


いくらあたしでも、死にます、はい。




「違うわよっ!転校生!!」

「…が、どうしたの?」


「今日来るらしいの…イケメンよ!」

「…ふーん?」


そうなんだ。


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