TIME WAR
プロローグ


おじいちゃんが大好きだった。


おじいちゃんの作った時計の音をいつまでもいつまでも聞いているのが好きだった


7才の誕生日、おじいちゃんは時計をくれた


「ちやこ未来は自分で作れるんだよ、時計はときを刻むけどなそのための未来は自分で作るもんなんだ」


目尻にシワを作って優しく笑う
大きな手は小さな私の手に時計を置いた



でも私は時計をどこかで落とした。



大切な大切な私の時計


おじいちゃん、ごめんなさい



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