リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『甘々』・7
「まっ、そもそもお前の方から告白してきたんだし、そんなことは有り得ないよな?」

「こっ告白してきたのはアタシの方だけど…。キミって本当にアタシのこと、好きなの?」

「好きだよ。お前の困っている顔が、一番好きだけど」

だからイジワルされるのかっ!

「ああ、泣き顔も可愛い。だから困らせたくなるんだよな」

そんな楽しそうに語らなくても…。

「ふっ普通、恋人なら笑顔とか、喜ぶ顔が見たいとか思わない?」

「確かにそういう表情も好きだな。お前も俺のそういう顔、好きだろう?」

「うっうん…」

「なら、さ」

ニッコリ悪魔の微笑みを浮かべ、彼は再びアタシの頬をつねり出す。

「うみゅっ!」

「俺の物でいなよ」

「あっあらひはおもひゃひゃなひっ!」
(アタシはおもちゃじゃないっ!」

「おもちゃ、だよ。俺だけの、ね?」

パッと手を離すと、今度は抱き締めてくる。

そしてまたキスをしてくるんだから…アメとムチを使い分けるのが上手い人。

…でもこういう扱いも、アタシにだけしてくれるのなら…と思う時点で、彼から離れられない。

アタシは彼の体に抱き着いた。

決して離れないように―と。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 アタシの恋人は、可愛い女の子になる男の娘。 それでも彼はアタシを愛してくれるし、アタシも彼のことが好き。 …でも何で彼は男の娘になるようになったんだろう?
表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 あたしの幼馴染は、いっつも面倒を見てくれる。 甘やかしてもくれる。 けれどそれは二十歳を越えた今でも同じ。 …恋人じゃないのに、この関係はおかしくないだろうか?
表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 旧家の一人娘に生まれた私は、年頃になれば家が決めた相手と結婚しなければならない。 その覚悟は決めていたはずなのに、初顔合わせに相手は現れない。 待ちかねた私は、見合いの場である料亭の庭で、一人の男が倒れているのを見つけるのだが…。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop