偽恋

♪美姫side♪

「美姫ちゃんっ!」


「ん...わぁっ!!!」




あたしは勢いよく目を見開いた。




だって...



「美姫ちゃんっおきて?」


そこには



ニッコリ満面の笑みの宇佐美さんがたっていた。



それにしても...なんて可愛いんだろう。



っていうか!!


あたしは勢いよく立ち上がった。




「ラブラブなんだ~♪」


「あっいや...」



だってあたし、気がつけば優斗の膝の上で寝てたんだもん。



なんで?!


....思い出せないっ。



っていうか...なんで宇佐美さんがココに?


「どうした..の?」


あたしは遠慮がちに聞いてみた。


すると「あっ忘れてた!ふふっ」なぁんてまた可愛く言うから!


あたしは内心どきっとしてしまった。



「ふふ」なんて似合う子。



そうそういないよ~!
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