〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
男性は、病院に運んだ方がいいような気がした。

でもリョウ君は、
何かを隠しているのは確かここは海の底…。


男性のシャツがめくれて
居たので直そうとした。

よく見ると、
体に無数の青いあざが見えた。

「お姉ちゃん…」

女の子は、
もじもじしながら、
私に近づいて、
カバンから何かを取出し、私の目の前に置いた。

そこにはリョウ君と
並ぶ男性…、
赤ちゃんを抱く男性。

「にいちゃ…と
リョウにぃちゃん…」

女の子は、
リョウ君の事を知っているみたい、でも言葉が
わからないのか、
余り喋って来なかった。

この男性はリョウ君と
関係のある人…。

顔がなぜ、
この男性とそっくりなのかリョウ君が今同室な事を知ったらきっと、
怒る気がして…言えなかった。

男性は、
傷を誰かに負わされて、
でも誰が…。

この男性の事が少し心配に思えて来た。


腕の傷…顔の傷…体の傷
これだけ、傷を作り。

私は気になりながらも、
みんなと、
お風呂に行く事に…。

女の子は、
私が部屋から出ようとしたら、足を掴まれ離さない。

「お風呂…、一緒に行きたいのっ?」

女の子はこくんっと
うなづく。

私は、
勝手に連れて行けないのでメモに女の子を連れて
お風呂に行くことを書き残し、隣の部屋の
みゅうなさんを誘い、
お風呂に向かった。

「…あれっ?その子
この前学園のお祭りで
金魚をあげた子よね?」

女の子はみゅうなさんに
驚いて
私の後ろに隠れる。

「あららっ…もしかして
私この子に嫌われちゃった?」







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