〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
1週間後…、
ベッドの天井を見上げ、
ダイキ君が目を覚まし、
リョウ君はほっとする。

白い天井かすかに
頭に痛みが走ったのか頭を押さえるダイキ君。

「僕は生きているのかっ…?」

その後、
何があったのか脳死で、
あやうく、
命を断たされて居たかも知れないのを、
リョウ君は話す。

あの時ダイキは僕に
涙ながらに、
お礼をなのに、
僕は学園から、
いじめられるようになったダイキを、
救うことが出来なかった。
マ‐メイドの館にダイキは逃げ込み
人魚姫と結婚を控えた直後。
魔物がとりつくのを弟は、見ていた。

なぜ、ダイキはその場で、人魚姫を救わず、
“精霊の子”と、
精霊の力を持つ為に。
結婚したのか…。

僕は学園で、
精霊を手にしたあの日に…ダイキをさけはじめた
学園での被害が酷くなって行ったのを目の辺りにして。

リョウ君は白い道を走りながらノエルを見る。

「この先から、邪悪な力を感じるよっ…」

青いズボンを履き、
身体がずっしりと重く
少し遅い。








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