〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「もう!
何やってるのよっ!
生身の人間が、
魔法なんて使えるわけが無いでしょ!」

ニ‐ナは、水晶を
自分が触らず、
私が触った事に、
心配したのか不満
だったのか少し怒って言った。

「ニ‐ナが私に心配でも、
してくれたの?」

私は、ニ‐ナの目の前で、
言ってみた。

ぷぃっと顔を反(そ)
らし
顔を膨(ふく)らませる。
「…心配なんてしてなんてしてないですよぉ〜、
さっさと、
ダイキって男探したらどうなの?
怪我を治すなら…
魔法の保証なんて…」

ニ‐ナは言い掛けた言葉を、辞め
ドアから出て行く。

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